地形図解説 ー地形・村落・都市ー/海岸段丘 室戸(高知)

解説
 室戸市吉良川町付近には海岸段丘が形成されている。かつて海食崖であった段丘崖は、森林となっていることが地図から判別できる。また、地理院地図の色別標高図を用いると、段丘面と段丘崖をより明確にとらえることができる。地図中の太田から磯原にかけての段丘面は、かつて海水で侵食されてできた海食台が海面から相対的に上昇してできた。
 河岸段丘と同様、段丘面は水が得にくいが、この地域では山地の谷をせき止めた ため池があるため、水田として利用されている。台風の通過が多く、年間を通じて降水量が多いことも、それを可能にしている。