地形図解説 ー地形・村落・都市ー/河岸段丘 沼田(群馬)

解説
 河岸段丘は河川の運搬・堆積作用によりつくられた河床面と、復活した侵食作用により形成された段丘崖とからなる。一般的には、この作用が繰り返されて、階段状に連なる。
 群馬県の沼田市付近には、利根川とその支流の片品川が形成した河岸段丘が広がる。沼田市の市街地は、この河岸段丘の上位面に位置し、かつては城下町として栄えた。
 平地の乏しい山間部では、段丘面上は重要な生活の場となっているが、場所によっては、100mを超す段丘崖の高さが交通の妨げとなってきた。例えば、段丘崖を通る際に湾曲する道路が、それを物語っている。