地理総合 問1
Q.
次のA〜Dの統計地図は、オーストラリアにおける牛の分布、年降水量、国内人口移動、主な都市の人口を示したものである。A〜Dの統計地図について述べた後の文章中の下線部①〜④から、誤っているものを一つ選べ。
オーストラリアにおける牛の分布、年降水量、国内人口移動、主な都市の人口
同じ地域で異なる指標を示した統計地図を比較することで、場所や地域による共通点や相違点、指標相互の関係などを読み取ることができる。A〜Dの図はいずれも①絶対分布図であり、Aは牛の分布を示した②ドットマップで、Bの年降水量を示した等値線図と比較すると、③牛の分布は年降水量500mm以上の地域が特に多いことがわかる。また、Dは主な都市の人口規模を円の大きさで示した図形表現図で、Cの国内の人口移動を示した流線図と比較すると、④州どうしの人口移動が最も多いのは人口第1位と第2位の都市のある州の間であることがわかる。
解答
④
解説
①は正しい。絶対分布図とはデータの絶対値を示した分布図である。これに対して単位面積あたりや人口あたりなどの相対値を示したものは相対分布図という。②は正しい。Aは2万頭を1点で示し、分布の状況を示したものでドットマップ(点描図)という。③は正しい。Bの等値線図は等しい数値の地点を線で結んで示したもので、異なる値の等値線に挟まれた地域はその間の値を示すと考えるもので、Aで牛の分布が特にに多い地域はほぼ年降水量500mm以上の地域にあたる。④は誤り。Dから人口第1位と第2位はシドニーとメルボルンであることがわかる。Cでは線の太さで移動した人数が示され、最も太い線で示されているのはシドニーのあるニューサウスウェールズ州とクインズランド州の間であり、メルボルンのあるヴィクトリア州との間ではない。